新型アルファード・ヴェルファイア パワートレーン徹底比較!あなたに最適な一台は?

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みなさんこんにちは!

マーズブログ管理人のmaaz(マーズ)です!

今回はあまりスポットを浴びることのない40アルファードヴェルファイアで採用されているパワートレーンに関する記事になります。

新型アルファードヴェルファイアも早いもので発売から2年以上が経過し、多くのアルヴェルが街中にあふれかえっていますが、皆さんは購入時どんな点を重視してグレード選びをしていますか?

私も当然リセールや豪華な装備などに重きを置いてグレード選びをしていますが、40系も2台目となるヴェルファイアの購入を機にパワトレの重要さを感じていますのでこの記事で皆さんに共有したいと思います。

これからアルファードヴェルファイアの購入を検討している方は勿論、ベテランの方も気になる方は続きをご覧ください!

この記事に記載されているパワトレの印象は私の個人的な印象であり、必ずしもすべての人が感じる印象ではありません。参考程度にお願いします。

新型アルファード・ヴェルファイア パワートレーン徹底比較!あなたに最適な一台は?

2023年6月にフルモデルチェンジを果たし、高級ミニバンの頂点に君臨し続ける新型アルファードとヴェルファイア。その魅力は豪華な内外装だけでなく、多様なニーズに応えるために用意された4種類のパワートレーンにもあります。信頼の実績とコスパ抜群のNA、静粛性と経済性を重視したHEVから、力強い走りを実現するターボ、そして環境性能とパワーを両立したPHEVまで、選択肢は多岐にわたります。

しかし、これだけ選択肢が多いと「自分にはどれが合っているのか?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、新型アルファード・ヴェルファイアに搭載される「2.5L NA」「2.4L ターボ」「2.5L HEV」「2.5L PHEV」という4つのパワートレーンを徹底比較。それぞれのスペックや特徴を詳しく解説し、更に私自身が実際に所有、長距離走行しての感想などを共有し、皆様のカーライフに最適な一台を見つけるお手伝いができればと思います。

これだけ豊富なパワトレが用意されていながら、意外に決まったパワトレしか選ばない人も多いと思いますが、乗り心地も含めてそれぞれ大きな違いがあります。

それでは各パワートレーンの詳細なスペックと、それらがもたらす走行性能の特徴を見ていきましょう。

2.5L NA(自然吸気)エンジン – アルファード専用

「2AR-FE」型エンジンを搭載する2.5Lガソリンモデルは、先代から受け継がれる信頼性の高いパワートレーンです。最高出力182PS、最大トルク235Nmを発揮し、Super CVT-iとの組み合わせで滑らかな走行を実現します。

最もベーシックな選択肢でありながら、日常使いでは十分な性能を持つのがこの2.5L NAエンジンです。構造がシンプルで信頼性が高く、車両価格が最もリーズナブルな点が大きな魅力です。静かで穏やかな加速フィールを好み、主に市街地での利用を考えている方におすすめです。

項目スペック
エンジン型式2AR-FE
最高出力182PS / 6,000rpm
最大トルク235Nm / 4,100rpm
WLTCモード燃費10.6km/L (2WD)
燃料レギュラーガソリン
搭載モデルアルファード Z

アルファードヴェルファイアといえばこの2.5Lエンジンと言っても過言ではない程の信頼性のあるこのパワートレーン。

私自身も30系アルファードオーナー時代からずっとこのエンジンのお世話になってきたわけですが、印象としては特筆する特徴こそない分、逆にあらゆる面で癖がなく普通に乗れるパワトレとして安定感のある印象です。

管理人的2.5Lエンジンの特徴・乗り心地

■数値的なパワー&トルクは物足りないが実際は物足りなさは感じない(必要十分)

■静粛性もソコソコ高く加速も穏やかなので街乗りでは非常に扱いやすい。

■燃費面も決して優秀ではないがこの巨体でも10km/L前後は可能で及第点。

■Zグレードの18インチホイールとの相性も良く、ザ、アルファードと言える乗り心地。

■他に比べ価格が海外輸出のメインとなるパワトレでコスパ№1

以上の特徴から、このパワトレはアルヴェル初心者の方、パワトレに特別拘りがない方、コスパやリセールを重視したい方にお勧めと言えます。

2.4L ターボエンジン – ヴェルファイア専用

ヴェルファイア専用に設定された「T24A-FTS」型2.4Lターボエンジンは、先代の3.5L V6エンジンに代わるパワフルなユニットです。最高出力279PS、最大トルクは430Nmをわずか1,700rpmの低回転から発生させ、力強い加速性能を誇ります。

アクセルを踏み込んだ瞬間から感じられる圧倒的なトルク感は、ターボエンジンならではの魅力。高速道路での合流や追い越し、多人数乗車時でもストレスのないダイナミックな走りを楽しみたいドライバーに最適な選択肢と言えるでしょう。その力強さは、ヴェルファイアの持つ「走り」のキャラクターを象徴しています。

項目スペック
エンジン型式T24A-FTS
最高出力279PS / 6,000rpm
最大トルク430Nm / 1,700-3,600rpm
WLTCモード燃費10.3km/L (2WD)
燃料プレミアムガソリン
搭載モデルヴェルファイア Z Premier

30系アルヴェルで搭載されていた3.5LV6エンジンの代替エンジンとして40系から採用された2.4Lターボエンジン。脱炭素問題の影響から昨今は大排気量車は少なくなっている印象ですが、トヨタもその流れに合わせてパワトレのダウンサイジング化が進んでいます。このターボエンジンはヴェルファイアだけではなく私の過去車であるレクサスNXやRX、クラウンクロスオーバー等にも採用されており、3.5Lの代替という事で馬力、トルクともに遜色ない数値となっていますが…。

管理人的2.4Lターボエンジンの特徴・乗り心地

■パワー&トルクは大型ミニバンのアルヴェルであっても十分な(余裕ある)動力性能

■特に高速道路での加速感は2.5Lの比にならない程

■燃費はカタログ値を出すのは難しい印象。特にストップ&ゴ-の多い街乗りは特に厳しい。

■エンジンサウンドがディーゼルの様なカラカラ音が目立ち、心地よくない。街乗りは多少ビジーな印象

■ヴェルファイア専用のボディ補強&19インチホイールの影響で乗り心地はアルファードに比べ硬めな印象。路面からのコツコツが気になる。

私の個人的な感覚ですが、このターボエンジンはパワーこそ十分な物を持ってはいますが、独特なエンジンサウンド等を考慮するとラグジュアリー系の車種には相性が良くないと感じます。

ヴェルファイアに関してはアルヴェルの中でドライバーズカー寄りの役割を担っていることもあり、乗り心地も硬めになっており、柔らかい乗り心地が好みの方には不向きだと感じます。

逆に高速道路や長距離走行時の余裕はピカイチで、乗り心地や直進安定性も高速道路では格段に良くなる印象なので、それらを考慮するとこのパワトレがフィットするのは高速道路や長距離メインの方、ミニバンのフワフワした乗り心地が嫌いな方、そして燃費は気にしない方になると思います。

2.5L HEV(ハイブリッド)

システム最高出力250PSを発生する2.5Lハイブリッドシステムは、優れた燃費性能と静粛性、そしてスムーズな走行性能を高い次元でバランスさせています。エンジンとモーターを効率的に組み合わせることで、WLTCモード燃費はクラストップレベルの17.7km/L(Zグレード2WD)を達成しています。

モーターによる滑らかな発進と、エンジン始動時も気にならないほどの静粛性は、まさに高級ミニバンにふさわしい快適な移動空間を演出します。燃費を重視しつつも、動力性能に妥協したくないという、最も多くの方におすすめできるバランスの取れたパワートレーンです。

項目スペック
システム最高出力250PS
エンジン最高出力190PS / 6,000rpm
フロントモーター出力182PS
WLTCモード燃費16.5km/L ~ 17.7km/L
燃料レギュラーガソリン
搭載モデルアルファード、ヴェルファイアの各グレード

30系アルヴェルの頃は「重いミニバンにHEVを積んでもあまり変わらない」と言われていたHEVシステムも、40系には最新世代のHEVが搭載され走りが大きく変化。リセールも最近は以前よりもよくなっている事もあり人気上昇中です。

管理人的2.5LHEVエンジンの特徴・乗り心地

■大型ミニバンでもモーター走行可能範囲は広く、HEVらしいスムーズで滑らかな走行フィールが楽しめる。

■苦手と言われる高速道路でも状況によってはモーター走行可能。合流加速も力強く、問題なし。

■得意の燃費は走り方にもよりますが、ガソリン車と大きく差が開くほど良い。

■ラグジュアリー系のミニバンに相応しい静粛性と滑らかな乗り心地でい一番「らしい」と言えるパワトレ

■充電モードになった時のエンジンノイズは相変わらず気になる。

■リセールは30系時に比べ良くはなっているがGASに対して大きく下回る。

アルヴェルのHEVに関しては全く興味がなかった私ですが、とある車旅の時にレンタカーでHEV Xを数日間じっくりと乗り込んだ機会があり、その時の印象がすこぶる良かった為、一番の推しパワトレとなっています。

現段階での最新世代のHEVシステムにより、滑らかなモーター走行とXグレードやELの17インチタイヤの柔らかい乗り心地はこのラグジュアリーミニバンに相応しい乗り心地となっています。

燃費もガソリンエンジンでは絶対に達成できない、トータル19km/Lを達成し、お財布にも優しいレギュラー仕様となっています。

以上のことから、このHEVモデルがフィットするのは、スピードや加速よりも乗り心地や静粛性を重視した走りを求めたい方、低燃費による経済性を重視したい方、リセールは気にせず長く乗り続けたい方だと感じます。

2.5L PHEV(プラグインハイブリッド)

日常の買い物や通勤といった近距離移動のほとんどをモーターのみで静かに、そして力強く走行できます。週末の長距離ドライブではエンジンを併用し、充電の心配なくどこまでも走り続けられます。環境性能と圧倒的なパワーを両立した、まさに次世代の高級ミニバンを体現するパワートレーンです。

項目スペック
システム最高出力306PS
エンジン最高出力177ps(130kW)/ 6,000rpm
フロントモーター出力182PS
EV走行換算距離73km
WLTCモード燃費16.7km/L
燃料レギュラーガソリン
搭載モデルアルファード Executive Lounge、ヴェルファイア Executive Lounge

このPHEV車は、私は試乗も出来ていない状況なのでコメントは控えますが、いずれ試乗ができた際はコチラにコメントを追記したいと思います。

そもそもの価格も桁違いですし、かなり期待できると感じます。

パワートレーン比較まとめ

という事で今回は新型アルファード、ヴェルファイアのパワートレーンに関して私の感じたポイントを中心にお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか。

アルヴェルと言えば走りは二の次三の次で、豪華さやリセールにスポットが当たりがちですが、今回この記事でお伝えした通り、パワトレによって走りの質や乗り心地、静粛性が大きく違います。

私自身もこれまでは2.5L NAばかりを乗ってきましたが、今の2.4Lターボヴェルの乗り心地を知って全く違うクルマと感じるほどの違いを感じましたので、これからのパワトレ選びはもっと慎重にと思いました(笑)

最後に4つのパワートレーンの特徴を一覧表にまとめました。(PHEVは予測)ご自身の使い方や重視するポイントと照らし合わせてみてください。

スクロールできます
2.5L NA2.4L ターボ2.5L HEV2.5L PHEV
走行性能穏やかパワフルスムーズ非常にパワフル
燃費性能標準低い非常に良いEV走行で優秀
静粛性標準標準非常に高いEV走行で優秀
車両価格最も安い高い(Zプレミア)標準~高い最も高い
おすすめコスパ重視走り重視バランス重視環境・先進性重視

実は自分の求めているパワトレは他にあるかもしれませんね^^

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

※SNSも日々更新中!私のTwitterInstagramのフォローも宜しくお願いします

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