みなさんこんにちは!管理人のMAAZです。今回はアルファードのリセール(買取価格)について書いていきたいと思います。アルファードはリセールが良い事で非常に有名な車種になります。私自身も過去4年で4台のアルファードを売却してきましたが、どれも約一年所有したのにもかかわらず、納得いく価格で売却する事ができました。※私のアルファード購入歴、売却歴はこちらの記事をご覧くださいね。↓https://maaz-blog.net/archives/70時には購入金額以上で売却できた事もあります。知識がない方が聞いたらびっくりしますよね!中古車が新車よりも高く売れる事があるなんて。普通じゃあり得ないです。でも実際に起こり得るんです。100%ではありませんけどね。それではなぜそんなにリセールが良いのでしょう?理由の一つに「人気がある」という事が挙げられます。今やアルファードは兄弟車のヴェルファイアと合わせて年間約10万台も売れる人気車種です。世界に誇れるミニバンの一つと言えるのではないでしょうか?日本だけにはとどまらず、特にアジア諸国から絶大な人気がある事は有名です。しかし、それが一番の理由にはなりません。人気がある車や良い車は他にも沢山ありますが、それらの車がすべてアルファードのように高いリセールを誇っている訳ではないからです。今回のブログではその一番の理由を解説していきます。リセールに少しでも興味のある方は知っていて損はしない内容だと思いますので、是非最後まで読んでいただければと思います。
アルファードはなぜリセールが高い?一般の方は知らない本当の理由を解説!
そうです。アルファードの中古車は主にアジア諸国等の海外へ輸出されています。毎年かなりの数のアルファードが輸出されています。輸出先は主にタイや香港、スリランカ、シンガポール、マレーシア等です。これらの国では日本同様アルファードは絶大な人気があり、需要がとても高いようです。ただ、これを聞いた人の中には「アルファードは海外では新車で売られてないんだね」なんて感じる方もいるかもしれません。いや、これらの国でもアルファードの新車は販売しています。そこは世界のトヨタ様。アジア諸国を中心にアルファード人気が高い事は勿論把握してますので、これらの国でも新車販売はしているんです。それではなぜ外国の人は自分の国でアルファードの新車を購入しないのか?理由は2つあります。※アルファードの輸出先で一番の国は(お得意様)はマレーシアと言われていますので、今回はマレーシア国の場合としてお話します。
①現地での新車販売価格が異常に高い!
マレーシアでもアルファードは新車で買うことはできます。しかし、これには問題があって、それは関税!(詳しくは関税、売上税、物品税等のマレーシア独自の税金制度)これが輸入車の新車には最大約300%かかるなんて言われています。とんでもない税率ですよね!これにより、現地でのアルファードの新車価格は軽く1000万円をこえた金額で販売されています。こんな金額だと当然一部の富裕層しか手がでないですよね?だからマレーシアの一般国民の方達は少しでも安い中古車を欲しがるんです。現地の車メーカーを守る為の施策だとは思いますが、この金額は本当に驚きですよね。こういった事もあり、マレーシアではトヨタのブランド力やアルファードを所有する事のステータス性が高まり、人気に拍車をかけているのだと思います。
マレーシアの中古車輸入のルール、関税
因みに、マレーシアでの中古車輸入はルールがあります。それは主に3つ。■新車登録後1年未満の中古車は輸入できません。■新車登録から1年後の中古車、2年後の中古車、3年後の中古車と段階的に関税が下がる。(それでも日本の新車価格より高いです。)■輸入できる中古車は新車登録から5年までの車。となります。これらの事を踏まえて大事なポイントを説明すると・・・。マレーシアでまともな金額のアルファードを買うなら登録後1年以上経過の輸入中古車。ということになります。ただ、それでも日本の新車価格よりも高い現地販売価格になるので、日本の輸出業者は現地の輸入業者に高い金額で販売できる、つまり、日本ののエンドユーザーからも高い金額で中古車を買い取りできる訳です。
②マレーシアではエアログレードの設定がない
これは①程直接的ではないと思いますが、マレーシアではアルファード、ヴェルファイア共にエアログレードの設定がありません。ノーマルタイプのみの設定になります。また仕様も海外仕様となり、日本仕様とは異なります。パワートレインもアルファードは3.5LとHYBRIDの設定のみという国がほとんどのようです。昨今、パワートレインは世界的に環境面等様々な理由からダウンサイジング化が進んでいます。また、HYBRIDエンジンは海外では人気がないという事もあり、小排気量の2.5リッターエンジンが好まれています。(税金等の影響も勿論あると思います。)日本からマレーシアに輸出されるアルファードのほとんどが2.5L SCpackage 2WD になります。今まで記述してきた事を踏まえると、日本限定のエアログレード、アルファードらしい豪華装備、人気の小排気量エンジン等、このグレードがマレーシアでもダントツで人気があるのも納得ができますね!
まとめ
今回は「アルファードはなぜリセールが高いのか?」について簡単に説明しましたが、いかがでしたでしょうか?アルファードは国内での中古車相場でも普通の車に比べたらダントツで良いですが、よりお得に乗るためには輸出相場を意識しなくてはならないという事がわかって頂けたと思います。マレーシア等の海外からの需要がなくなれば現在のようなリセールを維持するのは非常に難しいと思います。リセールを意識してアルファードを購入する方は特にこういった事も考えながら購入、買取査定していく事をおすすめします。このブログを書いている2020年5月12日現在、コロナの影響で世界中の経済が止まりかけています。勿論、自動車輸出も例外ではなく、影響を受けている状況です。つまり海外からの需要がない今、アルファードを売ろうとしても良い金額では売れません。て事です。ピークの時の買取金額と比べると30~50万ほど相場は下落してますので、今は行動しないように気を付けて下さいね!とは言っても、様々な事情で売却をしなくてはならないという方もいらっしゃると思います。そんな方はせめて信頼できる買取店を必ず探しましょう!オークション相場をしっかりと買取価格に反映してくれる優良買取店をね!最低でも複数社査定は絶対に行ってください。これだけで数十万変わってくることもありますから。最近は車買取査定も色々なタイプがあり、一昔前みたいにいろんな会社からの電話が鳴り続けるなんてことも少なくなりましたね。電話だけで査定が出来たり、オークション代行をしてくれたり、様々な業者が存在します。ごく一部の業者ではありますが、私も利用したことのある業者さんをご紹介しておきますね!すぐに売却の予定がなくても、自分の愛車の査定額をとりあえずでも知っておく事はとても大切だと思います。私も定期的に愛車の査定を受けて、リアルな相場をしっかり把握してますからね。 【ENG】アルファード、ヴェルファイア専門高価買取【カーネクスト】かんたん、安心、高く売れる!車が高く売りたいならユーカーパックにお任せ!基本的にこの時期にアルファードを査定に出して、売却を急がすような買取業者は良い業者とは言えませんね。得をするのは業者だけです。良い業者というのは、この微妙な相場の現状をお客様に伝えた上で「もう少し待った方が良い」等のアドバイスをくれるお店です。短期乗り換えをするポイントの一つには後者のような信頼できる買取店と太いパイプを作っておくという事もありますので、しっかりと買取業者を見極める必要もありますね^^次回は、リセールを意識してアルファードを購入する時に気を付けるポイントを書いていこうと思います。お楽しみに!
ブックマークも宜しくお願いします!^^
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