レクサスNX納車後4か月レビュー。過去最高クラスの満足度の一方で絶対に許容できないポイントも。

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みなさんこんにちは!

マーズブログ管理人のmaaz(マーズ)です!

今回は2022年2月に納車され、早くも4か月が経過した私の新型レクサスNX350FスポーツAWD TRD仕様の簡単なインプレッションをお伝えしたいと思います。

※新型NX関連の記事は既に沢山の記事がありますのでそちらもご覧くださいね。

納車後約4か月が経過し、新型レクサスNXの良い点や不満な点もそれなりに出てきましたので、実際に購入した素人オーナー目線で感想をお伝えしていきます。

現在納車待ちの方や購入検討している方の参考に少しでもなればと思います。

気になる方は続きをご覧ください^^

レクサスNX納車後4か月レビュー。過去最高クラスの満足度の一方で絶対に許容できないポイントも。

昨今の新車納期問題が深刻化する中、先行受注初日にオーダーしてから約半年の納車待ちで納車された私の新型NX。

納車直後からそのクオリティの高さに大満足していた私ですが、4か月があっという間に経過しそれなりに走行を重ねていくと、良い点は勿論、不満な点もそれなりに出て来るんですよね。

今では少しづつではありますが納車も進みSNSや多くのYouTuberが動画でインプレを発信していますので既出の点も多いと思いますが、私なりの視点で新型NXを評価していきたいと思います。

管理人のNX350の走行距離、燃費は?

まずは基本情報ですが、走行距離は4か月で約2400キロを走行し、燃費は9.7キロをマーク。

月平均600キロ走行と、現在は通勤で車を使用しない私としては至って平均的な走行距離。

それに対して燃費は9.7キロをマークし、良くも悪くもない印象で、過去車のアルファード(2.5LNA)やRX300(2Lターボ)とさほど変わらない印象ですね。

アルファードSCパッケージ
RX300Fスポーツ

燃費に関してはガソリングレードを選択した時点で全く期待はしていませんでしたが、9.7キロという数字自体は不満はないものの、アルファードやRXと比較し燃料タンクが小さい新型NXは当然給油回数が増えますので体感的にはとても燃費が悪く感じますのでそういった意味では不満な点になるのかもしれませんね。

私のNX仕様環境は主に街乗りがメインで普段は休日に30~50キロ程度を走行し、たまに高速道路を使用し往復100キロ~200キロオーバーの遠出をするような一般的な乗り方で使用していますので、燃費に関しては平均的な数値となると思います。

これまで普段の街乗りをメインに350AWDのポテンシャルを体感する為にワインディングロードにも繰り出しましたし、高速に乗って往復400キロオーバーの遠出をして高速性能や全開加速を確かめたりADASの感触を体感したこともありましたので、様々なシチュエーションをしっかりとNXの性能を体感する事が出来ています。

最初にお伝えしておくと、新型NXのここまでの評価としては私がこれまで所有してきた車の中でも過去最高クラスの満足度ではありますが、やはり完璧なクルマなどないという事で、当然不満な点も多々あるんですよね!

ということでオーナーとしてしっかり不満な点もお伝えしていこうと思います。

新型レクサスNX350AWDの良い点は?

それではまずは新型レクサスNX350FスポーツAWDを4か月所有しての良いポイントを紹介していきましょう。

まあ、車好きのみなさんならお分かりだと思いますが自分が所有する車ならすべてが良いポイントになってしまうのですが、可能な限り客観的に判断して絞りだしたのが以下のポイントになります。

レクサス350FスポーツAWDの良い点

①抜群にカッコ良くなったエクステリア。

②新世代に相応しい新装備の数々。

③運転が格段に楽しくなるパワートレーン&AWDシステム。

④大きすぎず、小さすぎない丁度良いサイズ感。

大きく4つ程挙げてみましたが、1つ目2つ目に関しては購入前から分かっていたベタなポイントではありますが、時間が経つにつれて改めて良いなと感じるポイントではあります。

特に私は今回奮発してTRDの「エアロダイナミクスパッケージ」というマフラー付きのフルエアロを装着していますので、満足度は非常に非常に高いです!

最近は街中でも新型NXを見かける機会も多くなりましたが、やはり他者との差別化という意味でも満足度は高い物になっていますね。

※エクステリアに関してはこちらの記事もご覧ください。

そして新世代一発目の車種となるNXから装備された新装備の数々も新しい物好きの私としては良いポイントと言えますね。

不具合続出のインフォテイメントシステム(笑)や使用頻度がとても少ないデジタルキー等、イマイチな点も勿論ありますが、我慢できない!と感じる程の不具合というのは今の所は個人的にはありませんし、eラッチシステムや意外にも使用頻度の高いプロアクティブドライビングアシスト、精度が格段に向上したADAS関連等、旧世代のレクサス車と比べても「新しい車種を乗っている感」というのがとても体感できますからね。

eラッチも今ではすっかり馴染み、とてもお気に入りの装備となっています。

※インテリアに関してはこちらの記事もご覧ください

3つめの良いポイントとしては私の購入した350(2.4Lガソリンターボ&フルタイムAWD)のパワートレーンですね。

過去記事にも記しましたが、私がこのグレードを購入した理由の一つに、ある意味レクサスらしくない走りに振ったスポーティなレクサスを体感したいという事がありましたので迷わず350ターボを選択した訳ですが、実際に所有し、様々な環境で走った感想としては期待通り!むしろ期待以上の走り!

発売前のチーフエンジニアの加藤さんの想いを聞く限り間違いはないなと感じてはいましたが、期待以上の仕上がりに今は大満足ですね。

今回のNXはパワートレーンによってそれぞれ特徴が違い、皆さんが求める性能を持ったNXが購入可能ですが、350AWDは私が求める走りの質感をすべて満たしてくれる素晴らしいパワートレーンとなっています。

特にワインディング走行でのハンドリングや高速域での余裕の加速力は別格で、これまで所有してきたどの車種よりも運転が「愉しい」と感じる車だと思っています。

レクサスらしい優雅な走りを愉しみたい方や家族や同乗者の事も考えると、パワートレーンの選択も変わってくる思いますが、走りを愉しみたい方には絶対的にお勧めなグレードとなっています。

※ドライブフィールに関してはこちらの記事もどうぞ

何気に1番のお気に入りポイントな絶妙なサイズスペック

そして最後の良いポイントは「サイズ」になります。

新型NXのオーナーになって最近つくづく思うのは「サイズって一つの機能だなー」って事です。

RXのサイズ感は所有者を選ぶかも

前愛車のRXではあらゆる面で大満足であった私ですが、唯一と言ってよい不満ポイントはサイズ感だったんですよね…。

勿論RXのあのボディの大きさ来る満足感というのはあったのですが、それに反して取り回しの悪さというか、日本の道路事情では難儀するところは多々ありましたからね。

旧型NXは少し物足りない。

かといって全幅を1850mmを下回る旧型NXでは少し大きさによる満足度が低く感じてしまっており、丁度中間くらいのサイズがベストだと個人的には薄々感じていたんですよね。

そんな事を考えていた矢先に発売された新型NXの全幅は1865mmで個人的にはドンピシャなサイズ感でしたね。

実際に所有してみて運転をすればするほどRXの時と比較してかなり楽になりましたし、且つ、程よい大きさからくる見た目の迫力も十分に確保され、機能とデザインの両立がなされる絶妙なサイズ感を感じる事が出来ています。

先にお伝えした新型NXのスポーティな楽しい走りも全幅が1900mm前後の大柄なサイズの車種であれば宝の持ち腐れになる可能性もありますが、このサイズ感であれば積極的にスポーツ走行を行う事もできるので(個人の感想)このサイズ感には大変満足している限りです。

個人的に絶対に許容できない不満ポイントとは?

ここまでは素人オーナ視点で良い点をいくつか挙げてきましたが、ここからは皆さんが一番知りたいであろう(笑)不満ポイントをご紹介していこうと思います。

めちゃくちゃお気に入りの新型NXですので不満な点というのは少ないのは事実ではありますが、当然全くないという事はありませんので、包み隠さず皆さんにお伝えしていこうと思います。

納車後4か月、現状感じている不満点は以下の通り。

レクサス350FスポーツAWDの不満点

①燃費が悪い(悪く感じる)

②ナビが不具合頻発

③8AT大丈夫?

めちゃくちゃ細かい事を言えば更にいくつか出てはきますが、現状私が感じている不満点は大きく3つ。

1つ目の燃費に関しては冒頭でも述べたように、現代のガソリンターボとしては決して悪いとは言えませんが給油回数が増える事により、体感的に悪く感じるといった方が良いですね。

むしろAWD&スポーツマフラー装着という事を考えると燃費が良いと言った方が良いかもですが、単純に給油回数の増加は面倒でしかありませんので、不満点と言えるでしょう。

そして2つ目は今やNXオーナーならずとも多くの方がご存知のポンコツナビ(笑)ですね。

度重なる不具合や理科の教科書の様なUIは新世代レクサスには当然似つかわしくなく、見切り発車感が強いと言わざるを得ません(笑)。

OTAアップデートにより改良が加えられるとは言え、まだまだ使用感は完成された前世代のナビには程遠く、クルマ自体の出来が非常に良いだけに全体の評価に水をさす残念な部分であります。

先日突然起きたブラックアウト

個人的にはインフォテイメントシステムに関して、そこまで重要視はしていませんし、致命的な欠陥があるわけではないので、これによって「新型NXは最悪!」となる様な事はありませんが、そんな自分でさえ使い勝手が悪いと感じているので、こういったポイントを重要視する方にとっては我慢できないポイントになるのではないでしょうか。

とにかくOTAアップデートによる早期の改善が待たれますね。

レクサスNX350最大の不満点は8AT!?

そして3つ目の不満点である8AT。

新型レクサスNXは350と250のガソリンに8ATを採用しており、私が所有している350は高トルク対応の8ATを採用しています。

多段AT化により車の軽快感は勿論、エンジン回転が抑えられることによる静粛性の高さや燃費にも影響があり私も大変満足していました。

しかし、私の過去のブログやTwitterでも言っていたようにシフト変速時の「ギクシャク感」というのがどうしても消えないんですよね。

人間というのは素晴らしい生き物で、余程の事でない限り「馴れ」という物で少しの不満は許容していくので、実際に私もマイNXの乗り味が少し固めでも、エンジンサウンドが少し変わったサウンドでも、ナビの使い勝手が悪くてもそういう物なんだとほとんど気にしなくなりました。(それ以上に良い点が沢山ありますからね。)

しかし、この8ATの制御?やギクシャク感に関してはどうしても慣れないんです。

レクサス公式

多くのNX350オーナーが声を上げているこの現象の原因はコンピューターの制御の問題なのかメカ的な問題なのかは私は詳しくありませんので不明ですが、この新型NXに限らず、他のトヨタレクサスの8ATや10AT搭載車のオーナーさんからも同様の声を多々聴きますのでメカ的な問題なのかなと感じています。

私のNXの場合特に顕著にギクシャク感が出るのが1速から2速、3速のシフトアップ時と3速以下へシフトダウン時の所謂低速走行時。

3速以上の通常走行時では全くこの症状は出ず、レクサスらしいしっとり滑らかな感触でシフトショックなど皆無と言えますが、上記の様な低速走行になった瞬間にまるで違う車に乗っているかの様なギクシャク感が現れるんですよね。

この症状だけは4か月経ったいまでもどうしても慣れません。

走りが格段に良い350だけに少し残念ですよね。

因みにNX250の8ATでこのような症状があると聞いたことが私はありませんがどうなのでしょうか…。

350限定の症状なのか少し気になる所であります。

まとめ

という事で今回は私の新型NX350FスポーツAWD納車後4か月インプレッションという事で良い点、不満な点をそれぞれお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか。

納車からある程度の時間が経ち、走行距離も増え、冷静に客観的な視点で見ても新型NXの総合評価は、RXやアルファードと比較しても非常に高い物である事は間違いありません。

皆さんが車に何を求めるかで評価は変わりますので、どのクルマが一番かなんて決められませんし、決める必要もありませんが、敢えて言うなら新型NX350は最高に運転が楽しいドライバーズSUVといった感じでしょうか。

レクサスの新世代車種として非常に評価の高い新型NXであってもオーナーとしてどうしても許容できない不満点は当然ある訳ですが、それを補う程の物をこの車は持っていると感じます。

新型NXは選ぶパワートレーンによって乗り味や走りが全くと言っていいほど違う稀有な車種になります。今回の評価は一部私が所有しているガソリンターボモデルに限った評価になっていますのでパワートレーンやグレードが違えばまた違う評価になると思いますので、皆さんそれぞれ求める物を明確にしてグレード選びをするのが良いと思います。

私も今後チャンスがあればまだ体感できていないNX250の試乗をしようと思っています!

新型NXに関しては今後も情報発信をしていきますので気になる方はブックマークしてお待ちくださいね^^

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

※私のTwitterInstagramのフォローも宜しくお願いします

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