レクサスLSを超えた!?トヨタ新型ミライ実車見てきました!気になる車⑧

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みなさんこんにちは!管理人のmaaz(マーズ)です!今回は2020年12月9日にフルモデルチェンジをされ発売されたトヨタのFCV(フューエルセルビークル)新型ミライの実車を早速見てきましたので、簡単にご紹介していきたいと思います!昨今、電気自動車の進化は目を見張るものがありますが、今回ご紹介するミライは充電式の電気自動車ではなく、燃料電池(FC)式の電気自動車で水素と酸素を化学反応させて電力をを作り出し、その電力で走るタイプの電気自動車になります。しかも、この新型ミライの凄い所は新開発の空気清浄システムにより、CO2排出量ゼロは勿論、PM2.5などの大気汚染物質まで取り除き、ミライで走れば走るほど空気をクリーンにするところです!まさに環境問題に対応した未来の車ですね!そんな、FCVですが、これまではデザインの問題(カッコ悪い)であったり、水素ステーション等インフラの問題であったり、航続距離の問題であったり様々な問題があり、なかなか普及しませんでした。しかし、今回トヨタが投入した新型ミライは世界のトヨタの本気が見えるカッコイイ車に仕上がっていましたよ!既に多くの自動車評論家がレクサスのフラッグシップセダンLSをも超えたと評価するトヨタ新型ミライの実力とは!?ご興味ある方はどうぞ^^

目次

トヨタ新型ミライ実車見てきました!

それでは早速新型ミライを見ていきましょう!今回も取材に協力して頂けたのは私がいつもお世話になっている地元のトヨペットさんになります。たまたまミライのカタログをもらいに店舗に伺った日に展示車が配備されたという事で、ラッキーでした!

新型ミライのサイズスペック

まずは、新型ミライのサイズスペックからご紹介していきます。因みに今回取材したのはエントリーグレードとなるGグレード2WD(FR)のボディカラーはプレシャスホワイトパールになります。全長  4975mm全幅  1885mm全高  1470mmホイールベース 2920mm車両重量 1920kgレクサスLSのように全長は5メートルをこえてはいませんが、ボリューミーなデザインと1900mmに迫る全幅でかなり迫力のあるビッグサイズセダンになっています。これは購入を検討している方は要注意ですね!※因みにLSはこんな感じです↓どうでしょうか??さすがに静的質感としてはLSに軍配という所でしょうか。しかし、この堂々とした佇まいはクラウンをこえているかもしれませんね。

新型ミライグレード、パワートレイン、価格

続いて、グレード展開、パワートレイン、価格を見ていきましょう。グレード展開はエントリーグレードのGと豪華装備のZの2グレード展開。これにそれぞれショーファーカーとしての装備が付いたExecutivePackageが用意されます。新型ミライのパワートレインは先にも述べたように、酸素と水素を使用して発電するFCスタックと呼ばれる発電装置。その電力を使い、モーターで駆動するタイプの電気自動車です。Gグレード  7,100,000円(税込)~モーター最高出力   182馬力モーター最大トルク  300Nm航続距離 WLTCモード  約850KmZグレード  7,900,000円(税込)~モーター最高出力   182馬力モーター最大トルク  300Nm航続距離 WLTCモード  約750Kmここで注目したいのは高額な価格設定!ではなく(笑)やはり航続距離ですよね!皆さんご存じの通り、電気自動車のネックは航続距離。昔に比べたら最近発売の電気自動車は大分良くはなりましたが、それでもまだ一部の車種を除き、十分と言える航続距離ではありませんでした。しかし、今回の新型ミライはこの弱点を大幅に改良してカタログ上ではありますが最高約850Kmの航続距離を可能にしたようです。あとは水素ステーション等のインフラ整備の問題が解消されればFCVの普及も急速に進むのではないでしょうか。幸運にも私は自宅近くに水素ステーションがありますが、旅行など遠出した時の事を考えるとインフラ整備が望まれますね!これが整わないかぎり、FCVの拡大はないでしょう!今後の国の行動に期待ですね。

新型ミライ 運転支援、予防安全装備

新型ミライには当然最新のTOYOTA SAFETY SENSEが全車に装備され(一部OP)、安全面でもトップクラスとなっています。単眼カメラとミリ波レーダーのセンサーで高い認識性と信頼性を両立します。主なTOYOTA SAFETY SENSEの装備■プリクラッシュセーフティ■レーダークルーズコントロール(全車速)■レーントレーシングアシスト■ドライバ異常対応システム■アダプティブハイビーム(グレードによる)■ロードサインアシスト■先行車発信告知機能■ブラインドスポットモニター■インテリジェントクリアランスソナー■パーキングサポートブレーキ■パノラミックビューモニター(グレードによる)■デジタルインナーミラー(グレードによる)■ドライブスタートコントロール■アドバンストパーク(グレードによる)■電動パーキング■オートブレーキホールド一部グレードによりますが、さすがに最新車種になると運転支援系も充実した装備内容で安心できますね!特に自動駐車のアドバンストパークはほぼ全自動で駐車を完了してくれる便利なシステム!こういった装備も末来感を強調しますね。

新型ミライ エクステリア(外装)

それではいよいよここからエクステリアを見ていきましょう。正直万人に受けるエクステリアではありませんが、個人的には悪くないと感じます。そして、ところどころでどこかで見たような印象のパーツが顔を出します(笑)まずこの堂々とした風格はレクサスLSを彷彿とさせますね!LSとは同じプラットフォームを使用していますので当たり前ですが、他のトヨタ車にはない高級感が漂いますよね。そしてフロントになります。フロントはカムリとヤリスクロスを合わせたような顔つき。トヨタエンブレムはHYBRID同様ブルータイプのエンブレム。バンパー下部のメッキパーツが印象的な顔つきです。これは好き嫌いが分かれる顔つきですね!展示車両のGグレードは単眼タイプのヘッドライト。オートマチックハイビームにとどまります。ライト点灯時はこんな感じです。長いポジションライトはC-HRっぽくもありますね。ヘッドライトユニットの下部はウインカーになります。シーケンシャルではなくシンプルな点滅タイプ。勿論フルLEDになります。そしてサイドはきれいなクーペスタイル。6ライトのスタイルは素直に美しい。流行りのデザインではありますが、かなりリヤがスラントしていて、室内空間は大丈夫でしょうか??それと、このサイドシルエットを見て私はすぐにクラウンが頭に浮かんできました。それにしても縦方向の厚みがすごいですね!重厚感がハンパないです!そして存在感のあるホイールはシルバーメタリック塗装の19インチを採用。タイヤサイズは235/55R19サイズ。メーカーOPで20インチサイズのホイールも選択可能です。(127,600円)そしてサイドの下部にはFUEL CELLのロゴが。このロゴの位置もレクサス風の配置ですよね!リヤビューはこちら。こちらも流行りの横一文字タイプのリヤコンビランプが目をひきますね!これはまんまハリアーのデザインと一緒ですね!光り方もシームレスで非常に美しいですね。リヤコンビランプをよく見ると、レクサスLCやLSのように、奥行きのある重なった感じに光っていますね!細かいですが、こういった拘りが質感を高めます。ウインカーは点滅タイプで勿論フルLEDです。FCVの新型ミライにはマフラーはありませんが、バンパーにはマフラー調のデザインが施されて、走りを意識したデザインになっています。これは賛否ありそうですね。最近の私のお気に入りの斜め後ろからのビューもいいですね!どの車種にもない独特なテールデザインは一目でミライと分かりそうなデザインです。

新型ミライ インテリア(内装)

それでは続いて新型ミライの内装を見ていきましょう。既に動画等でご覧になている方も多いと思いますが、この内装の質感の高さには正直驚かされました。レクサスほどではありませんが、トヨタブランドでこのインテリアのこだわりはトヨタの本気を感じさせるものでしたよ。前席全景になります。目に見える部分はほぼソフトパッドやピアノブラック加飾されチープさは感じられません。助手席を囲うようなデザインは特徴的ですね。上位グレードはアンビエントライトも配されます。ステアリングはトヨタの最新式のタイプを採用。革の質感もしっとりと上質でやや握りの太いどっしりとした印象。そして注目のメーター類は8インチカラー液晶タイプ。これもおそらくLSの物を流用していると思います。大画面に見えますが、情報が変更できるのは中央の1部分のみ。勿論地図等は表示できません。この辺はあと一歩進化させて欲しかったですね!!センターディスプレイはこちらもLS同様の12.3インチワイドタッチディスプレイ。並べてみると今までにない雰囲気にミライ感がありますねー。センター部分はシフトレバーにカップホルダー、エアコンスイッチ等がきれいに配置され、使い易そう。運転席右側にはミライのロゴが入ったパネルが。H2Oのボタンは発電によって出た水を社外に排出するためのボタン。ドアパネルもシンプルでありながら、加飾とピアノブラックで上質に仕上がっていますね。ドア下部以外はほぼソフトパッドで覆われています。Gグレードのシートは合皮タイプ。しかし、アルファードの合皮と比べても見た目、触感はかなり質が良く、さらにシートの厚みもしっかりしていて、包まれ感もあり座り心地も良好です。勿論、上位グレードは本革仕様になります。電動パラーシートスイッチは特に加飾はありませんでした。これ、ヤリスクロスで採用された最新式のタイプでしょうか。続いて後席になります。さすが、ショーファーカーとしても意識されているだけあって余裕がありそうですね!センターアームレストも大型の物が用意されています。上位グレードになると、LS風のコントロールパネル等も装着されます。電源は3口を確保してます。心配された後席の頭上スペースですが、やはり少し圧迫感がありますね。この辺はデザインとの兼ね合いになると思いますがギリギリのラインでしょうか。展示車はパノラマルーフ未装着でしたが、ルーフを付けるとまた印象は全く違うと思います。勿論後席のドアパネルの質感も前席同様の質感を確保しています。ラゲッジスペースはセダンとしては十分なスペースを確保。サイドもしっかりえぐられゴルフバッグも収納可能ですが後席は固定式のようなので、長尺物は厳しそうですね。床下もパンク修理キット等で深さもありません。あと、一つ気になった点はトランクがパワーバックドアではなく手動式だった点。ここまで上質なサルーンで手動…。これは残念ですね。構造上の問題でしょうか。

新型ミライ見積もり書公開

それでは最後に気になるトヨタ新型ミライの見積もりを取ってきたので見ていきましょう!今回見積もりをしたのは装備の充実したZグレードになります。コミコミ824万!!!さすがに一般市民が簡単に手を出せる金額ではありませんね。今回も最低限のOPで見積もりをしてもらっています。しかしFCVという事で環境性能割等、諸費用は大分安く感じます。更に新型ミライはクリーンエネルギー自動車導入事業費補助金として国から約117万の補助が受けられます。(詳細は各ディーラーにお問い合わせください。)それにプラスで各都道府県によっては独自で補助金を出している地域もありますね。こう考えると一気に現実味が増してくるのではないでしょうか。Gグレードでは更に安価に購入も可能です。あとはやっぱ気になるのはリセールの問題ですね。FCVは現状では特にリセール面では厳しい状況ではあります。しかし、これはあくまで現状での話。これから、急速にFCVの普及が急速に広まり、需要が増えれば、何年後かにはリセール面も今よりは良くなっている可能性はありますね。

新型ミライまとめ

さて、今回は2020年12月に発売になった新型ミライの実車速報として紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。私個人的な感想としては、前回のミライとは違いトヨタが本気で売りにきたFCVという印象を受けました。正直、デザイン、静的質感という点ではLEXUS LSには及びませんが、この新型ミライのハイライトはFCVとしての動力性能にあると考えますので、それを含むトータルで考えた時、評判通り、LSをこえる印象を受けるかもしれませんね。私もまだ試乗は行っていませんので、ディーラーに試乗車が配備され次第、試乗を行い、FCVを体感したいと考えています。この記事を見て興味を持たれた方も是非実車をご覧になってみて下さいね!トヨタ新型ミライはまさに未来を感じさせるワクワクするような良い車でした^^それではまた次回の記事でお会いしましょう!

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