みなさんこんにちは!
現在次期愛車納車待ちの為、マイカーを所有していない車ブロガーの
管理人maaz(マーズ)です!(笑)
今回は先日ビッグマイナーチェンジをし、発売になったホンダ「オデッセイ」の実車を早速見てきましたので簡単にご紹介していきたいと思います。
先日愛車であるトヨタアルファードを遂に売却した私ですが、ミニバンファンの私にとってオデッセイの新型はやっぱり気になります!
※アルファードの売却記事はこちら↓
https://maaz-blog.net/archives/1068
30系アルファードを5台所有してきた生粋のアルファードマニアである私がしっかりライバル車をチェックしてきましたよ!
今までホンダ車にはあまり縁のなかった私ですが、今回新型オデッセイの実車を見て印象がかなり変わりましたよ!
アルファードも胡坐かいていると危ないかもですね^^
現在ミニバンを検討中の方は是非参考にしてみて下さいね!
それではご興味ある方はどうぞ!^^
アルファードのライバルがビッグマイナーチェンジ新型ホンダオデッセイ実車見てきました!気になる車⑦新型ホンダオデッセイ実車見てきました!
それでは早速ビッグマイナーチェンジされたオデッセイを見ていきましょう!
近所のホンダディーラーにお邪魔しましたが、とてもキレイなディーラーでアットホームな雰囲気はとても好印象。
取材にも快く応じて頂けました!
本当にありがとうございました。
新型オデッセイのサイズスペック
まずは、新型オデッセイのサイズスペックからご紹介していきます。
因みに今回取材したのは最上級グレードとなるハイブリッドモデル
e:HEV ABSOLUTE・EX 2WDになります。
全長 4855mm
全幅 1820mm
全高 1695mm
ホイールベース 2900mm
車両重量 1930kg
アルファードと比べると全体的に一回り小さくなったサイズ感。
カテゴリーとしてはミニバンとなりますが、特に全高が抑えられたスタイルはミニバンでありながらスポーティな印象。
これはオデッセイの特徴の一つですね。
※↑アルファードのサイドビュー。
いわゆる箱型が苦手な方にとってはとても魅力的なフォルム。
しかしこうなると、気になるのが室内空間。
室内空間の印象はどうなっているのでしょうか??
新型オデッセイ グレード、パワートレイン、価格
続いて、グレード展開、パワートレイン、価格を見ていきましょう。
新型オデッセイのパワートレインはハイブリッドとガソリンの2タイプ。
そして今回からすべて「ABSOLUTE」タイプになります。
HYBRID e:HEV ABSOLUTE \4,198,000(税込み)~
エンジン 2L直4エンジン+2モーター
エンジン最高出力 145馬力
エンジン最大トルク 175Nm
モーター最高出力 184馬力
モーター最大トルク 315Nm
燃費 WLTCモード 19.8Km/L~
ガソリン ABSOLUTE ¥3,495,000(税込み)~
エンジン 2.4L直4エンジン
エンジン最高出力 175馬力
エンジン最大トルク 225Nm
燃費 WLTCモード 11.6Km/L~
パワートレインは特に変わったものはありませんが、ホンダのHYBRIDはトヨタのHYBRIDと違い2モーター式になっており、より、モーター駆動のシチュエーションを多くしようというHYBRIDシステム。電気が苦手な高速走行時はエンジン走行メインに切り替わります。
新型オデッセイ 運転支援 予防安全装備
新型オデッセイも基本的な安全運転支援システムが装備されています。(一部オプション設定)
現代の車は運転支援装備は標準が当たり前の時代になりつつありますので、これは良い事ですね。
HONDA SENSING(ホンダセンシング)主要装備
■衝突軽減ブレーキ
■誤発進抑制機能
■アダプティブクルーズコントロール全車速追従(HYBRID車のみ)
■標識認識機能
■先行車発信機能
■オートマチックハイビーム
■アクティブコーナリングランプ(グレード別による。EXのみ)
■パーキングセンサーシステム
■車線維持支援システム
■ブラインドスポットモニター(グレード別による。EXのみ)
■電動パーキングブレーキ(HYBRID車のみ)
■オートホールド機能(HYBRID車のみ)
■マルチビューモニター(オプション設定ナビと抱き合わせ)
■スマートパーキングシステム(オプション設定ナビと抱き合わせ)
一見充実した装備に見えますが、よく見るとグレード(タイプ)別やOP設定の装備が多いですね…。
ライバル車を意識するならば、この辺りは標準化してほしかったところ。
特に私が気になったところは電動パーキングブレーキの採用がHYBRIDのみな所!
なんで!?
技術的にはガソリンモデルにも装備できるはずです。
これはHYBRIDモデルを売りたいという戦略的な問題だと思いますが、これは露骨すぎますよね…。
今や軽自動車にも採用されている装備になりますので、オデッセイクラスなら全車標準を期待したかったですよね。
上位モデルへの誘導の為に装備を差別化する手法は他メーカーでも良くある事ですが、ホンダは特にこういった傾向が強い気が個人的にはします。
こうなると、ガソリンモデルへの興味は一気にダウンしますよね。
新型オデッセイ エクステリア(外装)
それではいよいよここからは気になる新型オデッセイの内外装のご紹介になります。
まずは、エクステリアからご紹介していきます。
まずはフロントからですが、フェイスリフトにより大分印象が変わりましたね!
旧型は縦方向の厚みが薄くスポーティな印象でしたが、新型は縦方向の厚みが増して重厚感が出ました。
グリル分部も6角形のアウディ風のグリルになり、迫力がありつつ、どこか上品な顔つきになっています。
ヘッドライトはホンダ特有のギラギラタイプ。
デイライト機能プラス前後シーケンシャルウインカー。
この辺は完全にアルヴェル意識してますねー。
シーケンシャルに関しては最近車格に関係なく採用している車が多いので、珍しさがなくなってきましたよね。
そしてフォグランプも装備。
最近はフォグランプ非採用のクルマも多いですが、しっかり装備されていますね。
バンパーロア部分にあるメッキパーツもアクセントになってフロントの印象をゴージャスな印象にしていますね!
斜めからのビューでわかり易いですがボリューム感が増して塊感が出てますよね!
素直にカッコイイと思います。
サイドビューはオデッセイらしい、全高を抑えたスポーティなフォルム。
やはりフロントの厚み増によってバランスが良くなりましたね。
サイドのメッキパーツも標準でアクセントになっています。
最上級グレードのEXには切削光輝+ブラック塗装の18インチホイールが標準。
タイヤサイズは225/50R/18。 銘柄はヨコハマのアドバンdbが装着されていました。
そしてリヤビューになります。
リヤもフロント同様、ボリューム感が増して良い感じですね!
個人的には好きなシルエットです。
リヤコンビランプを貫通するように配置されたメッキパーツも流行りのデザインを意識されてますね!
リヤコンビランプはやや大型化され、どことなくBMW風になったでしょうか?
フロント同様バンパー下部にはメッキパーツが配され、トータルの演出もされています。
エクステリアに関してはやはり、アルヴェルに対抗すべく存在感重視の変更がなされている印象ですが、個人的には昔、一時期日本でも販売されていたホンダの大型ミニバン「ラグレイト」に非常に似ている印象を持ちました。
見た目のボリューム感が増して車格が上がったような印象ですね。
新型オデッセイ インテリア(内装)
続いて新型オデッセイHYBRID ABSOLUTE EXのインテリアになります。
私自身、オデッセイのインテリアは初見ですので非常に楽しみにしていました。
ミニバンを検討している方にとってインテリアは非常に気になるところだと思います。
まずは運転席全景になります。
高級感はありませんが、ホンダらしい機能性に優れていそうな運転席になりますね。
中央には10インチのナビ画面が鎮座し存在感を放っています。
本革巻きのステアリングはシンプルな3スポークタイプでオーディオ関係や運転支援系のボタンが配置されます。
メーター回りにはフロントグリル同様6角形のメッキパーツで囲われたタイプでアウディ風のイメージです。
メーターは7インチのフルカラー液晶とアナログメーターの2眼タイプ。この辺りはどこのメーカーも似たり寄ったりですね。
ようやく最近はスバルや日産が国産の車としては変化を出してきましたが、まだまだ輸入車と比べると劣っている部分と言えますね。
エアコン系のスイッチは静電式のタッチタイプ。
そして新しい素材の木目調のオープンフィニッシュパネルも随所に仕様されています。
質感はそれなりでした(笑)
そして上級グレードには大型アームレストが装備されています。
こちらは可動式になっていまして、これをしまうと…
シャッター付きのBOXが現れます。

この辺りのスペースを無駄にしない作りやギミックというのはさすがホンダという感じで、アルヴェルよりもはるかに使い勝手が良いですね!
続いてドアパネルを見ていきましょう。
メインのパネル素材はシート同様のファブリックを使用しています。
スイッチ回りはピアノブラック加飾されています。
そして、ドアハンドル回りは新素材の木目風素材。
うーん。一つ一つの素材は良いのですが、なんとなくまとまってないというか…。
高級感という印象でもなく、若々しい印象でもない、中途半端な印象を私は受けてしまいました。
シートは合皮+ファブリックのコンビシート。
座り心地はふかふかでクッション性もあり、コンフォートなシートです。
アルヴェルのペラペラな滑るシートよりも好印象。
本革はOPで選択可能。
パワーシートも標準装備。
スイッチの加飾はありませんね。
そしてミニバン一番の見どころの後席です。
ていうか広い!!
これはアルヴェルにも負けない後席スペース!
写真のグレードは2列目がキャプテンシートになっている7人乗りタイプですが、新型オデッセイはロングスライド機能があり、3列目を使用していない時は広大なスペースが現れます。
手動ですがオットマンや
ドリンクホルダーは勿論完備。
コンセント類も配備されています。
身長174cmの私が足を延ばしても前席に届かない程の広さ!
心配された全高が低い事からくる閉鎖感もホンダお得意の低床化技術により全く問題なし!
アルヴェル同等の室内空間が確保されていると錯覚するほどでした。
エアコンの操作も2列目で勿論可能。
3列目シートも広くはありませんが、十分なスペースを確保。
流行りのSUV3列タイプのように体育座りの様にはなりません(笑)
後方の視界はやはり良くはないですね!
こうなるとデジタルミラーの設定が欲しいところですよね!
あと、もう一つオデッセイの不満点を挙げるなら、サンルーフの設定がない所ですね。
日本での需要の低さは理解できますが、やはり、これだけの広大なスペースを更に生かすOPとして、そしてリセール等のを考えた時のOPとして設定しても良いのではないかと感じました。
新型オデッセイ ラゲッジスペース
そして最後はラゲッジスペースです。
さすがに3列目シートを使用中はスペース的には物足りない印象ですが…。
床下スペースが異常に広い(深い)!
これも低床化技術が成せる業ですね!
ちょっとした荷物ならこのスペースでも全く事足りますが、もっと大荷物を収納する為に3列目シートを収納すると…。
フラットに!!
そうです。あの広大な床下スペースに3列目シートがすっぽり収まりました!
これは参りました(笑)
過去記事でアルファードの不満点を挙げた時に正にこの事を書いていたんです!
※アルファードの不満点の記事はコチラ↓
https://maaz-blog.net/archives/309
アルファードは3列目が跳ね上げ収納なのでスペースが無駄になり、更に2列目シートの動きも制限されてしまいましたが、オデッセイはこの問題を見事にクリアしていますね!
こういったところはさすがホンダですね!
因みに、上級グレードはハンズフリーパワーバックドアが標準装備になります。
新型オデッセイ見積もり公開
それでは最後に気になる新型オデッセイHYBRID ABSOLUTE EXの見積もりを取ってきましたので見てみましょう!
コミコミ538万!!
HYBRIDモデルとはいえ中々の価格ですね…。
選択したOPはナビ、ETC、本革のみ。
点検パックは17万程かかってますので、これは外しても良いですね。
そうすれば、コミコミ520万くらいにはなるでしょうか。
この金額が高いと感じるか、感じないかはあなた次第です。
因みに520万であればアルファードSCパッケージのモデリスタエアロ付きが購入できる金額になりますので、ほんとガチンコライバルになりますね^^
あとは値引き次第ですね!
私が今回伺ったディーラーさんでは値引きは15万スタートだそうです。出たばかりの新型車でも意外に値引きしてもらえるモノですね!
まとめ
さて今回は気になる車としてホンダ新型オデッセイをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
今回取材をして感じたことは、同じミニバンとしてよく比較される、アルファードとオデッセイですが、それぞれの方向性が全く違うということです。
■派手な印象こそないが、カジュアルなイメージやホンダ特有のギミックでファミリーや友人での使い勝手に特化したオデッセイ。
■使い勝手に多少難はあるが、高級なイメージや先進技術と圧倒的な存在感で所有満足度の高いアルファード。
それぞれに得意とするターゲット層が違うのでどちらが良い車なのかを判断する事は到底できません。

一番大事なのは、流行りに捕らわれず、ご自分のライフスタイルに合わせて車選びをすることだと思います。
車選びをする時に何が優先順位の上位に来るかを整理してから車選びをすれば、おのずと結果が見えて来るかもしれませんね!
ホンダ新型オデッセイ良い車でした!^^
納期も早速3ヵ月~と早くも長期化していますので、この記事を見て新型オデッセイが気になった方は早めの行動をお勧めしますよ!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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